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品質検査

このページには、弊社の品質管理部門によって処理されたよくある質問とそれに対する回答、および役立つヒントなどが記載されています。

検査体制はどのようになっていますか?
製品の品質で最も大切なことは、でき上がってしまった製品を一生懸命に検査することではなく、生産するまえに如何にお客様の要求している仕様を明確にするか?
そして、それを製造現場に的確に伝えるかに力を注いでいます。
検査、検査といいますが、仕様が明確になっていなければ検査もできませんし、要求される仕様のものを製造することもできないからです。
当社は製造のプロとしてお客様が明示していない場合でも、起こりえる問題などを事前に説明し、仕様の明確化とトラブルを未然に防ぐようにしています。
例)
・ニッケルメッキによるアレルギーへの配慮
・エポのせドーム加工の場合、厚みやデザインによる色彩への影響
検査をする際のサンプル数は?
当社ではJIS Z 9015-1:2006 計数値検査に対する抜取検査手順に基づき、AQL指標型抜き取り検査方式を採用しています。
当社においては1回抜取方式で、標準的なAQL=1.0を用いています。
検査項目はどのようなものがありますか?
当社では製品カテゴリーごとに様々な検査項目を採用していますが、ここでは一例をご紹介します。
例)
・携帯ストラップ(松葉紐)の黒紐部分の引っ張り強度(引っ張り検査機)
・携帯ストラップ(松葉紐)の金属部分の鉛含有量(蛍光X線検査機)
・携帯ストラップ(松葉紐)の染色バラツキ(目視検査)
検査で全てをチェックできますか?
検査員が何十もの検査項目を意識してチェックすることは不可能に近く、見落としが起きるため、過去のトラブル情報に基づき、トラブルが発生しやすい項目など、優先順位付けをして検査項目を設定しています。
万が一、トラブルが発生した場合は?
直ちに暫定処置(手直しや作り直し)を行い、是正処置として、トラブルの発生した経緯、問題点の抽出、問題点に対する改善施策の実施、効果測定を行うこととしています。

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